イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ

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コクハク

女性用風俗を使う理由

 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。

 でも実際呼んでみたら、チェンジしたくなるセラピストが来てしまって…という経験をした人もいるのです。

【内藤みかのあたらしいのがお好き】

 そもそも、女性用風俗を使いたくなるのはなぜでしょう? 人それぞれ理由は違いますが、かなり多いのは「セックスレス」にあると聞きます。夫やパートナーとごぶさただけど、自分には性欲があるのでなんとか処理したいというタイプです。

 もうひとつは「快楽追求」です。「まだ絶頂を知らないから体験したい」「めちゃくちゃ気持ちよくなりたい」などの本能的欲求があり、テクニシャンであろう女性用風俗のセラピストにお願いしたいと考えるようになるタイプです。

セラピストを選ぶコツ
 女性用風俗の店舗のサイトに並んでいる画像から、好みのタイプを指名するというのが通常の利用方法です。しかし「顔出し」していないセラピストも多いので、実は選ぶのはなかなか難しいのです。

 女性たちは他のお客様のクチコミを読み、「想像以上にイケメンでした」とか「体が筋肉質でセクシーでした」などと、自分好みの発言があるセラピストを抽出し、最後には自分の勘を頼りにして指名しているのです。

実際に会ったら「写真と違う!」カラクリ

 慎重に写真を選んだつもりでも、実際に会ってみると「写真と違う!」と感じることが時にはあります。サイトの画像撮影にはヘアメークに綺麗にしてもらっていたけれど、実際会った時はノーメークでかなりニキビがあったという話もあります。

 こうした業界の画像は、身バレを防ぐために多少加工されていたり、光を飛ばしていたりするので、なおさら実物とは少し違う感じになってしまうのかもしれません。

 実際の画像より少し地味な人が現れると思っているくらいでちょうどいいのかもしれません。

清潔感のない人が来てしまったら…
 多少写真と違うくらいだったら、チェンジしたいとまでは思わないはず。しかし女性にとって耐えがたいのは、清潔感がないタイプが現れた場合です。これは写真やプロフィルでは判断できない部分です。

 たとえば服がシワだらけで、髪にフケがたくさんある男性が来てしまったという経験をした女性もいます。さすがにこの男性にベッドで施術をしてもらう気持ちにはどうしてもなれず、お茶だけして、「用事があるから」と帰ったそうです。

オジサンが来てしまった!

 かなり強烈なのは、写真よりもずっとオジサンが来てしまった事例です。写真より老けているでは言い表せない、10歳以上サバを読んでいるようなお腹の肉がたるんでいる男性が来たという女性がいます。男性からは「若い頃の写真をプロフィルで使っている」と言われたのだとか。

 腹を立ててチェンジをしたくなっても、すでに男性と合流してしまったら、断るタイミングを逃してしまいがちです。また、チェンジができない店舗も多いのです。

 イメージと違ってガッカリしないためには、女性はどのような行動を取るといいのでしょうか。

ランキング上位指名で回避を
 お店によってもチェンジのルールは違いますが、なかにはセラピストと合流したらすぐに切り出してくださいという店舗もあります。しかし目の前の男性に対し、「チェンジ」と切り出す勇気はなかなか出ないはず。だとしたら適当な言い訳をして施術を受けずに帰宅するしかないのでしょうか。

 最も失敗がなさそうなのは、お店のランキングの上位ベスト3に入っているセラピストを選ぶことでしょうか。それなりの数のお客様に評価されているだろうから、嫌だと感じることはないでしょう。

 気持ち良くなれそうな女性用風俗ではありますが、特に初めて顔合わせをする場合は100%の満足が得られないケースもあるかもしれません。時には好みに合わずガッカリすることもあるということは、覚悟しておきましょう。

(内藤みか/作家)

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