シニアとバッテリーは「力」と「熱」に弱い
「国内最高気温は、いつ、どこで、何度?」
もちろん正解は「1933年、山形で40.8度」。これがわれわれの常識だった。しかし、いつの間にか、連日の40度超え。ついに国連は「温暖化」ではなく「灼熱化」と言い始めた。
いつかわれわれは“ゆでダコ”になってしまうのか──。
そんな猛暑が続く昨今。思わぬ事故も発生している。それはスマホの発火事故である。リチウムイオン電池が高熱となり、いたるところで発火している。電車や家、お構いなしに燃えまくっているのだ。
そのようななか、「ゴミの仕分け? メンドクセー」と思っているシニアの皆さん。古いケータイを、可燃ごみや廃プラスチックに紛れ込ませて捨ててはいませんか?
最近ではゴミ焼却所が火災になるケースも出てきて、修理に何千万円もかかったともいう。リチウムイオン電池は力や熱に弱く、すぐに発火してしまうのだ。ぜひ、皆さんは、社会インフラを破壊する“迷惑老人”に成り下がらないようにしたい。
「安いからこのバッテリーでいいや」