福岡市で路上喫煙規制が強化されるも、まったく足りない喫煙所数
条例改正案を提出する市議会関係者はこう言う。
「規制を強化する場合、まずはエリア内の喫煙所を拡充する必要があるのは自明です。市に対しても、分煙施設の整備を講じるよう求めていく。喫煙所の整備を行わずに規制だけを強化すれば、かえって条例の形骸化や喫煙マナーの低下につながりかねません。たばこは喫煙所で吸うようにと市民や観光客にも周知する必要があるでしょう」
分煙環境を整備するには、行政側の努力だけでなく、民間の喫煙所整備を支援する助成金制度の活用も必須だろう。福岡市は地方たばこ税収入が年間約130億円ある。この一部を喫煙所の整備や助成金に使ってはどうなのか。
福岡市役所に尋ねてみたが、「一般論として喫煙所の整備は必要だと思いますが、喫煙所の数や助成金に関しては条例改正後の話になります。現段階では何とも言えません」とのことだった。
規制条例を改正しても、分煙環境の整備を同時に進めなければ、また形骸化しかねない。官民が連携した対策が必要だ。
















