キスシーン10回→60回超の異様な撮影現場…中国の女性投資家が出資、脚本改変で自らヒロインに

公開日: 更新日:

 資金力がある中国の女性投資家が全額出資してネット配信のショートドラマを制作、自らヒロインを演じ、脚本を変更して若手俳優と60回以上のキスシーンを演じたことが物議を醸している。

 問題になったのは連続短編時代劇「落魄王爺(没落した王子)」で、監督や主演俳優の鍾宇飛さん(23=写真)がSNSで告発した。女性の名前は明らかにされていない。

 浙江省出身とされる女性投資家が全額出資し、自ら女主人公の「王妃」を演じ、鍾さんを指名した。もともとの脚本ではキスシーンは10回程度だったが、投資家が脚本を改変し、最終的に60回以上に増やした。

 鍾さんによると、撮影中、相手が舌を入れ、唾液を送るなどの行為を行い、頭部を押さえて逃げられないようにした。唇にアザが残ったケースもあったといい、新人として「格下のくせに生意気」と非難されるのを恐れ、現場で拒否できなかったという。

 撮影完了後、作品はプラットフォームに提出されたが、親密シーンの多さが規制に抵触する恐れがあるとして20カ所以上のキス・親密シーンが削除。結果、ストーリーのつながりが悪くなり、作品全体の完成度が損なわれた。作品は短期間公開された後、配信停止となった。

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