山本伸
著者のコラム一覧
山本伸株式評論家

1962年生まれ。マネーリサーチ代表、経済情報誌「羅針儀」主宰。1985年より株式評論家として、金融情報に関する執筆活動および講演活動など幅広く活躍。アベノミクス相場では推奨銘柄の3倍高を連発させ、マーケットの注目を集めた。講演会は常に満員御礼。ファンの中には、2000万円の資産を15億円にしたツワモノも。「山本伸の騰がる株100銘柄」(宝島社)など著書多数。

花粉治療薬シダキュアの売上増に期待かかる「鳥居薬品」

公開日: 更新日:

 トランプ米大統領は、メキシコからの全輸入品に、今月10日から5%の制裁関税をかけると表明した。メキシコが米国への不法移民対策を講じない場合、制裁関税は7月から毎月5ポイントずつ加算され、10月には最大25%になるという。

 トランプ政権は先月17日にメキシコとカナダの鉄鋼・アルミ製品に対する制裁関税を解除したばかり。株式市場は今回のトランプ大統領の「ちゃぶ台返し」の意図を測りかねている。

 だが、メキシコに対する制裁関税が実際に発動された場合、企業業績の下振れリスクはまだ株価にほとんど織り込まれていない。その点では、これまで以上に貿易戦争の影響を受けにくい銘柄への資金シフトが進むと予想される。

 鳥居薬品(4551)はJTの子会社。今期は米ギリアド・サイエンシズ社の抗HIV薬の独占販売権の譲渡に伴い、432億円の特別利益が発生する。一方、全売り上げの3分の1に相当する200億円超の売り上げ減少となるため、契約社員を含む従業員の3割(約400人)を削減する方針だ。

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