業績拡大も…放送局向けオンリーワン企業「リーダー電子」
2020(令和2)年の株式相場は、高値圏のもちあい相場が続いています。先週は日経平均株価が一時2万4000円を超えました。足元の景気動向はイマイチですが、米中通商摩擦の緩和による企業の設備投資の復活などを期待した相場となりそうです。
個人投資家は、このような相場状況下では、株価指標面からみても割安感があり、相場テーマに乗った銘柄を選択するのがいいでしょう。
今回ご紹介するのは、放送局向け計測器のファブレスメーカー、リーダー電子(6867、東証ジャスダック=投資金額約15万円)です。
リーダー電子の最大の強みは、波形に関するアナログ技術です。放送局などで利用される波形モニターでは、国内オンリーワン企業です。海外でも、欧州の競合であった英国のPHABRIX社を昨年7月に完全子会社化したことによって、世界トップシェアを持つグローバルニッチトップ企業になりました。