中東緊迫で反米・新ロシアが加速…トルコへの投資は要注意
2020年はさまざまな分野で変化の年になりそうです。昨年11月に、このコラムで中東のことを警告しましたが、早速、米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害事件があり、株は下落となりました。
その後、イランから米軍基地への報復攻撃はあったものの緊張は収まりました。
イランの報復攻撃で米国人に被害がなかったことや、その後のやりとりから判断すると今回の事件は両国のパフォーマンス的な要素が強いと思います。
トランプ大統領にとって大切なのは大統領選挙で勝つことです。
今年ではないと思いますが、中東は長期的にはロシアとイランとトルコが同盟を組みイスラエルを攻撃するものの、この連合は壊滅し、今後の世界の大きな激動につながると判断しています。
従って現在の注目点はロシアとイランとトルコの同盟の動きです。