重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

政府の緊急経済対策に不満募らせる 航空業界の深き事情

公開日: 更新日:

 政府が7日にまとめた緊急経済対策に航空業界から失望の声が上がっている。水面下で強く求めていた金融機関からの融資に対する政府保証の活用策が当面見送られたためだ。減免・免除措置を要請していた着陸料や保留料など空港使用料に関しても、盛り込まれたのは単なる支払い猶予だけ。それも猶予期間は最大半年程度となる見込みで「空手形同然」(関係者)とも言える格好だ。

 なかでも不満を募らせているとされるのが全日本空輸(ANA)を傘下に持つ業界首位のANAホールディングス(HD)だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で国際線の需要が蒸発、緊急事態宣言による移動制限で国内線利用者の急減も懸念される中、ANAHDでは現在、民間金融機関や政府系の日本政策投資銀行(DBJ)に1・3兆円の融資枠設定を求めている。民間7行による1000億円規模の協調融資や、DBJからの3000億円の制度融資に現預金などを加えて7000億円規模の流動性を確保。足元の資金繰りに「問題はない」(メガバンク筋)ものの、コロナ禍終息が全く見通せないためだ。

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