佐高信
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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

“花王の暴れん坊”丸田芳郎の生き方は受け継がれているのか

公開日: 更新日:

 花王の新社長・長谷部佳宏が「心に残る本」として池井戸潤の『下町ロケット』を挙げている。花王(石鹸)をモデルにした城山三郎の『男たちの経営』を挙げてほしかったとも思うが、後者に「丸田は入社以来、花王のヤンチャ坊主であった。大きな態度で、太い杉丸太のような体で、あちこちぶつかりながら、しかし、業績は上げてきた」と書かれている丸田芳郎と会った時のことが忘れられない。城山が一緒だった。

 1971年に社長になった丸田は、就任と同時に総会屋との絶縁を宣言して彼らとの付き合いをやめた。そのため、自宅にも脅しが来たりしたが、動じなかった。

 会社の便箋1枚でも私用には使わない丸田は、株主総会でも堂々と彼らと渡り合った。

「君たちが来るから、1000株や2000株の婦人投資家が来なくなったじゃないか。こういう投資家は実際に花王の製品を買ってくれて、悪ければ株主として忠告してくれるんだ」

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