パーシヴァル 川辺友之社長<3>7年間で約500件のCF案件を
川辺社長はクラウドファンディング(CF)で250万円を集めた真田幸村スーツの成功に味を占め(?)、武将スーツのシリーズ化を思いつく。第2弾の「織田信長スーツ」から第6弾の「上杉謙信スーツ」まで出した。
注目すべきは、川辺社長が武将の子孫に会って公認を取り付け、家紋やゆかりの地の特産品を製品に取り入れるなど、ありきたりの武将グッズと一線を画したこと。
■繊維業で栄えた大阪・谷町の復活
「この頃の私のモチベーションは倒産しそうな会社を救うためではありません。出資を募ることで商品作製やPRの段階でさまざまな人と知り合え、支援してくださる方々もいる。そうすることで、繊維業で大きくなった大阪・谷町の復活と地域活性化に貢献したいという思いがありました」