菅政権またも後手後手 山田広報官“ゴチ”辞職で崩壊へ一気
菅首相の長男から高額接待を受けていた山田真貴子内閣広報官が、続投から一転して辞職。入院先から杉田官房副長官を通じて菅首相に辞意を伝えたといい、政府は1日の持ち回り閣議で辞任を認めた。
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辞職は唐突だった。山田氏は1日の衆院予算委に出席予定で、与野党に欠席と辞職が伝えられたのは予算委直前だ。その影響で開会が遅れた。
予算委で質問に立った立憲民主党の枝野代表は「首相は先週の段階で辞めてほしいとお願いすべきだった。遅きに失したと思わないか」と追及。判断が遅れた結果、先週末に緊急事態宣言の一部解除の記者会見を行えなかったと指摘した。