東芝の“劇場型”騒動で見えた「もの言う株主」の習性

公開日: 更新日:

 この世には大きな仕掛けと巨額の資金を使って確実に株で儲けている勢力がいる。この勢力にうまく便乗すれば、少ない資金しかない一般投資家も、儲けのおこぼれにあずかることができる。俗に「もの言う株主」と呼ばれるアクティビスト・投資ファンドの存在もそのひとつだ。

 彼らによる日本企業への要求や提案が増加している。2015年には2件だったもの言う株主からの株主提案が、2020年には26件と過去最高になった。手法も次第に大胆巧妙になり、メディアに投資先を公表し一般投資家を巻き込んで株価をツリ上げる「劇場型」が増えている。また、攻撃型の手法は身をひそめ、経営側へのアプローチも紳士的になっているが、しかし、「自らの利益が第一」、すなわち「自分ファースト」の本質は何ら変わっていない。

 先日、大きな騒ぎになった東芝のケースを見てみたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ドラゴン桜」生徒役で一番の成長株は鈴鹿央士と…誰だ?

  2. 2

    崖っぷち白鵬…進退懸かる7月場所“鬼門”は三役より平幕3人

  3. 3

    「国政進出」にらみお膝元東京10区死守も“最側近”に黄信号

  4. 4

    豪でクラスターが!カメラが捉えたインド株“すれ違い感染”

  5. 5

    小池知事「過度の疲労」でダウンの波紋…都ファは右往左往

  6. 6

    熊田曜子の疑惑に“不倫大好き”大手メディアが沈黙のナゼ

  7. 7

    白鵬「進退の意味わかった」に透ける引退先送りの悪あがき

  8. 8

    宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」

  9. 9

    厚労省がワクチン“死亡事例”の詳細を公表しなくなったナゼ

  10. 10

    台湾に激震!アストラゼネカ製ワクチン接種直後に36人死亡

もっと見る