その昔、人間不信の横暴な王がいた。妻に裏切られたことから、毎晩、新しい女性をめとっては殺す。何かの報復か、それとも被害妄想か。見かねた大臣の娘が名乗り出て、王の元へ。夜な夜な、物語を聞かせることにした。あやめるはずの朝が来ると、「あすはもっと面白いのを話すわ」。千夜一夜が過ぎた… 
                
                                                    
                                
                                                        
                                                    
                                
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