アララ 岩井陽介会長(2)残業100時間が続いたリクルートコスモス時代

公開日: 更新日:

 しかし、リクルートコスモスはバブル崩壊で巨額の不良物件を抱えてしまう。岩井はリクルートビルマネジメントに転籍。そこでリクルートコスモスから引き取った2000億円を超える物件を一気に貸し出し、当時日本で最も多くの賃貸物件を扱うことになる。その後、先輩に誘われ、大阪のマーケティング会社に転職した。

 ちょうどインターネットの創成期で、パソコン通信に興味のあった岩井は、インターネットに衝撃を受け、これは世界を変えると思い、インターネット事業をやりたいと思うようになった。電子専門学校の副校長をしていた友人から情報を収集したり、勉強会を開いたりして、学生時代に一緒に事業をやっていた友人、堀主知ロバートと会社を立ち上げることになる。28歳のときだ。 =つづく

(経済ライター・松崎隆司)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意