アララ 岩井陽介会長(1)関西学院大学在学中からビジネス「サイバード」創業メンバーと知り合う

公開日: 更新日:

 大手外食チェーンや弁当チェーンなどに、独自Payシステムを提供し、急成長をつづけている東証グロース上場のアララ。アララが提供するシステムを導入した店舗は、簡単に独自のプリペイドカード・スマホでの独自Payを作ることができるうえ、汎用決済やクレジットカードと比べ、手数料も破格なことから、スーパーなども次々にシステムを利用している。

 創業者の岩井陽介は「サイバード」と「アララ」の2つの会社を上場させた注目の経営者だ。

 岩井は1965年、大阪で生まれた。小さい頃から“オモロイ”ことを探すのが好きな子供だったという。

「大阪で生まれたせいか“商う”ということに興味がありました。近くの山で捕ったクワガタやカブトムシを近所の子供に売ったこともあります。成功者の伝記を読むことが好きで、大人になったら社長になりたいと思っていました」

 岩井の好奇心を刺激していたのが父親だった。野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)で営業を担当していた父親は、一緒に食事に行くたびに「この店の売り上げはいくらになると思う」と質問を投げかけていたそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」