著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(27)「銀座の夜の帝王」渡辺広康社長はジャンパー姿で現れた

公開日: 更新日:

「忙しいので5分だけに」

東京佐川急便の渡辺広康社長(当時)/(C)共同通信社

 解任される前の渡辺広康に一度だけ面談で取材をしたことがある。1991年6月28日のことだ。

 先の金融ブローカーが仲介してくれた。特捜部が、北祥産業など石井関連の債務の一部約40億円分を偽装譲渡する受け皿になったと認定した人物だ。金融ブローカーは、警視庁の捜査員のつてで紹… 

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