著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(65)「筋のいい」共和汚職事件は着手前から激しい報道合戦

公開日: 更新日:
共和リゾート事件では鈴木善幸元首相の参考人質疑も(C)日刊ゲンダイ

 元北海道・沖縄開発庁長官の衆院議員、阿部文男に対する東京地検特捜部の強制捜査は、通常国会が開会する前の1992年1月中旬着手と見込まれた。91年12月になると、マスコミ各社の報道合戦が激しくなった。

「1億4000万円、文書で要請 阿部代議士から『共和』に」と12月8日付… 

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