パインアメ 上田豊会長(1)阪神・岡田監督の大好物「貴重なパインをもっと気軽に」という憧れから誕生

公開日: 更新日:

模倣品で売り上げ激減、窮地を救った「ひらめき」とは

 51年、初代パインアメが1個1円で販売され、飛ぶように売れた。しかし、その1年後、パインアメを模倣した商品が出回り、売り上げは急激に減少した。そこでも、保夫氏の“ひらめき”が窮地を救った。

「当時、パインアメには穴が開いていなかったので、穴を開けることで苦境を打破できるのではないかと考えたんですね。最初は、人の手を使って、ひとつずつ、割り箸で穴を開けていたのですが、腱鞘炎になる人が続出してしまって。他社が、自動で穴を開けたアメを販売し始めたこともあり、急きょ、自動穴開け機を開発したんです」

 51年、業平製菓は個人商店から、株式会社に生まれ変わり、56年にパイン製菓株式会社となった。 (つづく)

(ジャーナリスト・中西美穂)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ