著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

IHIや中部電力などが出資 エネルギー政策の切り札だった米国「小型原発」が計画中止

公開日: 更新日:
ニュースケール社のSMR発電所の完成予想図・全景(提供)日揮

 日本のエネルギー戦略の行く手に暗雲が漂いはじめたと言ったら大袈裟か。IHIや中部電力といった日本企業も参画する米国での小型原子力発電設備開発プロジェクトの打ち切りが先週、決まった。インフレや金利高で開発コストが跳ね上がり、「当初想定した経済性が見込めなくなった」(関係者)ためだ… 

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