新NISAの選択肢が拡大「米国債」が新成長投資枠の対象に

公開日: 更新日:

「iFreeWallet 米ドル」は、米ドルMMF(投信の一種)に似た商品。米ドルMMFは手軽に外貨運用が可能な商品で、利回りは現在4.5%程度。格付けの高い債券で運用されるため、元本割れのリスクが低い。米ドル預金の代わりに利用されるケースも多い。ただし、新NISAの対象ではないため、利益の20%に課税される。

「iFreeWallet 米ドル」は、新NISAの成長投資枠の対象となっているため、非課税で運用が可能。また、米ドルMMFと同様に元本割れのリスクは低い。さらに、米ドルMMFは運用コストとして年0.7%程度の管理報酬が必要だが、「iFreeWallet 米ドル」は年約0.2%に抑えられているのもメリットといえる。

 いずれの商品も運用が始まったばかりであるため、実績は判断しにくいが、新NISAに新たな選択肢が生まれたことは間違いないだろう。

(ジャーナリスト・向山勇)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!