新NISAの選択肢が拡大「米国債」が新成長投資枠の対象に

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 新NISA(少額投資非課税制度)の投資対象が広がっている。大和アセットマネジメントは、4月に2つの商品「iFreeHOLD 米国国債」「iFreeWallet 米ドル」の運用を開始した。

「iFreeHOLD」は、米国債を対象とした投資信託で新NISAの成長投資枠に対応している。これまでも新NISA対象の債券ファンドはあったが、同商品の特徴は分散投資せず、1銘柄の米国債を投資対象にすること。そのメリットは、購入時点で利回りが確定できること。通常の債券ファンドの場合は、複数の債券に投資して売買が行われているため、売却するまでは利回りは確定できない。同商品は1銘柄を投資対象とし、満期まで保有するため利回りが確定できる。

 同商品の償還日は2044年6月15日。6月21日に購入したとすれば、最終利回りは米ドル建てで年4.55%となる。20年後の為替レートがいまと同じ水準であれば、100万円の投資で約240万円に増える計算だ。

 為替リスクの計算もしやすい。購入時よりも円高になれば為替リスクが発生するが、このケースでは、1ドル=65円まで円高にならなければ、元本割れすることはない。コストは年約0.17%の信託報酬がかかる。

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