トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?

公開日: 更新日:

 一気に「石破降ろし」の流れになるのか。

 衆院選の大惨敗を受け、自民党が7日、両院議員懇談会を党本部で開催。参加者は約200人で50人程度が発言し、予定していた2時間を1時間も超過。石破首相の責任を問う声が上がり、大荒れだった。

 参加した議員が言う。

「懇談会では、惨敗に対する総括と検証を求める声が相次ぎました。青山繁晴参院議員からは『しかるべきタイミングで辞意を表明すべき』との発言も飛び出した。ある若手は『この会合をガス抜きにして終わりにすることは許されない』と厳しく批判。石破総理は最終的に『ガス抜きで終わらせてはいけない』と険しい表情で語っていたものの、具体的に何をするかは語らずじまい。まあ、実態はガス抜きだったとしか思えませんね」

 政権発足から1カ月ちょっと。早くも来夏の参院選に向けて「石破じゃ戦えない」なんて声が上がるありさまだが、妙な注目を浴びているのが高市早苗前経済安保相(63)だ。原因は、トランプ前大統領の132年ぶりの返り咲き当選である。かつてトランプ氏と良好な関係を築いたとされる安倍元首相の後継者を自任する高市氏なら、クセの強いトランプ氏と、石破首相よりもうまく付き合えるはずだ、と期待の声が上がっているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」