サブカルの聖地=東京・中野北口で相次ぐ再開発 開業60年ブロードウェイ、築53年サンプラザ…関係者に聞いた2大ビルの今後
都の耐震診断で「震度6以上で倒壊の恐れ」
一方、日本初のショッピングセンターと集合住宅の集合体建築として66年に開業した中野ブロードウェイも、老朽化問題がのしかかる。
14年には大規模改修工事が行われたが、18年3月に実施された都の耐震診断で、「震度6強以上の地震で倒壊する危険性がある」と診断され、さらなる耐震工事もしくは改築の必要性が指摘されている。
今年開業60年。テナントは今も通常通り営業を続けている。建て替えなどの計画はないのか。管理組合に聞いた。
「ブロードウェイの容積率はいっぱいで、もし建て替えるとすると、今より建て増すことはできません。そもそもウチがある中野5丁目のこの地区は、行政の再開発計画から外れていて、建て替えるかどうかはそれぞれの判断にゆだねられています。ですから、今のところはとりあえず建物を補強するなど耐震性を何とか高める工事を行う方向で考えていくしかないのかなと思っています。将来的に行政の方でこの地区を何とかしようと、再開発計画などをまとめてくれると、状況は変わると思いますが……」
ブロードウェイの商業施設と住居を合わせると500を超える。それらはいずれも賃貸でなく分譲で、権利関係が複雑に入り組んでいるため、合意形成が非常に難しいという。


















