終わらない「食品値上げ」の無間地獄…9月は今年最大のラッシュで4923品目!
「以前からつづいている人件費や物流費のインフレに加え、春から『中東発』のインフレが加わり、値上げが加速しています。『原材料高』が一番大きな値上げ要因ですが、人件費、物流費、エネルギーコスト高など、飲食料品価格を押し上げる要因は複合化しています」(帝国データバンク・担当者)
食品メーカーが抱えるコスト負担は広範に及んでいる。もはや、企業努力でコスト上昇分を吸収することは難しく、食品価格は下がりにくい状況だという。
「この先、飲食料品の値下がりは、あまり期待できないでしょう。よくて横這いだと思います。人件費も最低賃金が引き上げられた。世界中で異常気象が発生している影響もあります。ヨーロッパでは小麦の収穫が心配されています。中東情勢が収まらない限り、原油高も収束しないでしょう。日本の場合、輸入価格が上昇してしまう“円安”というマイナス材料もあります」(同)
物価高は5年もつづいている。日本銀行の「生活意識に関するアンケート調査」によると、「物価が上がった」は95.3%に達している。なのに、高市首相は「我が国の物価上昇率はG7で一番低く抑えられている」と胸を張っているのだから、食品価格が下がるはずがない。
◇ ◇ ◇
終わらない値上げラッシュに庶民のショックも最大だ。関連記事【もっと読む】【さらに読む】でも詳しく報じている。


















