全国初の「公明党」町長はなぜ生まれたのか

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<投票率は33.54%>

 1人しか通らない小選挙区で勝っているし、大臣だって出している。かつてのようなアレルギーはなくなっているのかもしれない。それでも、なぜか違和感を覚えてしまう。

 20日投開票された神奈川県愛川町長選で、元公明党町議の森川絹枝氏(62)が初当選した。同党の議員経験者が首長選で当選するのは全国初。

 歴史的な快挙ということかもしれないが、それでいいのかという気もする。
 政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「政党の崩壊が影響していると思います。小選挙区は政党政治を強めるはずですが、現状はむしろ逆。多くの有権者が、民主党にも自民党にもヘキエキし、『人となり』で投票するようになっている。町長レベルなら、なおさらでしょう。国交相ポストを押さえていることも大きい。東京では、建設業界の会合に公明党の都議や区議、市議まで呼ばれるようになっています。自民党よりも入札に関する情報が正確なんて話も聞く。それでなびいている票もあるのではないか」

 投票率は33.54%。この低さも組織政党に有利だったか。

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