いつの間にかスッポリ抜け落ちた国会議員の定数削減

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<身を切る改革はヤル気なし>

 与野党の幹事長が、先週、国会改革の協議に入ることで合意した。首相や閣僚が外交や行政に専念できるよう国会出席の時間を減らすことや、その代わりに党首討論を増やすことがメーンテーマだが、ちょっと待って欲しい。国会改革の重要な論点が抜け落ちている。昨年の衆院解散時に野田―安倍が約束をした「定数削減」は一体、どうなったのか。

「定数削減はやらなければいけない。消費税を引き上げる前にこの国会か、来年の通常国会で結論を出そう」と野田が呼びかけ、安倍が「来年の通常国会でしっかりやっていくと、この場で約束する」とタンカを切ったアレである。

 当然、消費増税とセットになるのかと思ったら、約束の通常国会は終わり、来年4月の消費増税が決まっても、一向に定数削減が進む気配なし。いつの間にか、「国会改革=首相や閣僚の負担軽減」に矮小化され、定数削減は選挙制度改革の一部としてカヤの外に取り出されてしまったのである。

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