70歳代の元首相ばかりが先頭に立とうとするこの国の異様

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 いくら少子高齢化が進んでいるといっても、バリバリの働き盛り世代がいないわけではない。脂が乗った40~50代は大勢いる。それなのに、なぜか政治の世界で先頭に立とうとするのは、すでに引退した老人ばかり。還暦前の現役連中は静かなものだ。

 都知事選に立候補する細川元首相は76歳で、タッグを組んだ小泉元首相は72歳。東京五輪の組織委員会会長に就任した森元首相も76歳である。

 政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「日本では短命政権が多いこともあり、“元首相”の肩書を持った人たちが多すぎる。普通だったら退陣後は隠居するか、裏方に徹するもの。人脈や経験を生かし、後輩を支えるのが当たり前です。いかんせん不本意な形で権力の座を失うケースが多いため、みんな未練タラタラ。チャンスがあれば、もう一度スポットライトを浴びたいと望んでいる。老いても野心はたっぷりなのです」

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