昆明駅無差別テロ 専門家も疑問視する「ウイグル族犯行説」

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 1日夜、中国雲南省昆明市の昆明駅で起きた無差別殺傷テロ。死者は少なくとも29人、負傷者は140人以上にのぼる大惨事となった。

 翌2日、中国指導部はすぐさま、「新疆ウイグル自治区の独立派の犯行」と断定。犯行グループのうち、「男3人と女の1人を現場で射殺したほか、女1人を拘束した」と発表した。その後はお決まりの報道管制。個人ブログやツイッターも検閲し、削除している。

 いつもながらの手回しの良さである。昨年10月に北京の天安門広場で起きた車両突入事件(死者2人、負傷者40人)の際も、北京政府は「ウイグル独立派の犯行」「犯人はすでに射殺」と発表し、早期に事態を収束させた。

 しかし、今回の昆明駅の殺戮(さつりく)は、専門家も「いつものテロとは違う」と首をひねる。これまでのウイグル独立派のテロは爆弾を使ったものが多かったが、今回は刃渡り数十センチもあるナタのような大型刃物を使用。そのうえ、切符売り場に並ぶ一般市民や観光客を狙った。

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