天安門テロ ウイグル武装組織の裏にチラつくアルカイダの影

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<「聖戦」を叫んでも得をするのは…>

 習近平指導部の「血の粛清」が始まった。北京市公安当局は30日、天安門前の車両突入事件を「テロ攻撃」と断定。車内で死亡した3人と共謀し、逃走していた5人全員を拘束したと発表した。いずれも名前から、少数民族ウイグル族の出身とみられる。

 死亡した3人はウイグル族の男と妻(30)、男の母(70)。突入後、車内に積んでいたガソリンに火を付けたという。まさに「自爆テロ」だ。

 公安当局は彼らの居住地から、新疆ウイグル自治区の独立を目指す地下組織「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)が使う「聖戦」の旗を発見したという。
「犯行後に“我々がやった”という証拠を残すのは、国際テロ組織の常套手段」(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)


 当局はウイグル族が信仰するイスラム教を背景とした犯行とみている。「自爆テロ」「聖戦」「イスラム」で思い起こすのは国際テロ組織「アルカイダ」の影響だ。実は、ETIMは国連安保理に「アルカイダと連携している」と認定されている。アルカイダも長年、中国政府のウイグル弾圧を非難し、「報復」を宣言していた。

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