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反自民で共闘 鹿児島2区補選は野党再編の起爆剤になるか

 はじめて反自民の“野党共闘”が形になった選挙だが――。

 15日告示の鹿児島2区補選。医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、自民党の徳田毅議員が辞職したことに伴う補欠選挙だ。「自民党の暴走を止める」を旗印に、民主、維新、結い、生活の4党が共闘を決め、民主を離党して無所属の打越明司前衆院議員を推薦した。野党幹部のひとりは「勝てば野党再編に弾みがつく」と期待を寄せる。

 衆参ねじれが解消し、消費税が上がって初めての国政選挙ということで、安倍政権にとっては一種の信任投票になる。自民党は石破幹事長が12日に奄美大島を訪れるなど、幹部が入れ替わり現地入りする総力戦だ。安倍首相も19日に奄美入りする。

「徳田虎雄前理事長が初出馬した1983年以来、徳洲会が候補を立てない選挙は初めてです。選挙区内に10万票ともいわれる“徳田票”の行方が結果を左右しますが、自民党の金子万寿夫候補は67歳と高齢の上、保岡興治元法相の元秘書です。保岡氏は、中選挙区制時代に唯一の1人区だった奄美群島区で、虎雄氏と『保徳戦争』と呼ばれる日本一激しい選挙戦を繰り広げた相手ですから、徳田後援会は今も拒否反応が強い。徳田票がそのまま自民党に行くとは思えません。今月5日に事務所開きをした金子陣営の演説会でも、200席程度の会場で半分も埋まらないという寂しい状況です」(地元関係者)

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