アベノミクスの帰結…国民は1%の人たちに踏みつけられる

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 1990年のバブル崩壊で、日本が成長する時代は終わりました。それからの20年は、だましだましです。ただ、過去の蓄積が大きいから、(1)ゼロ金利(2)ゼロインフレ(3)ゼロ成長でも、クラッシュさせずにやってこられた。1人当たりGDPで比較すれば、ユーロ圏で独り勝ちといわれるドイツをいまだに上回っています。もちろん英仏よりも豊かで、3つがゼロでも十分に暮らしていけるのです。

 そんな状態を良しとせず、ゼロから引き剥がそうとしているのがアベノミクス。2%のインフレ目標を掲げ、GDP成長率や金利も2~3%程度を目指しています。「経済を立て直し、成長する日本を取り戻す」のだと勇ましい。

 でも、今の日本に「成長」の余地はあるのでしょうか。手狭な公団住宅が当たり前だった時代は終わりました。車は一家に1台、テレビは1人に1台です。温水洗浄便座やスマホの普及率もすさまじい。ほとんどの商品は、行き渡るところまで行き渡ってきています。「フロンティア」は残っていません。

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