完全復活 「二階総務会長」で先祖返りする自民党利権政治

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 改革派を気取る安倍政権だが、その裏では公共事業に巨額の税金をつぎ込み、業界を集票マシンに仕立てている。それでも、これまでは震災復興とか、国土強靭化などを大義にしてきたが、いよいよ、その本性をあからさまにしたのが二階総務会長人事である。

 もともと、総務会長代行だった二階氏は自民党本部5階の「国土強靭化総合調査会長室」に陣取ってきた。10年間で200兆円の予算バラマキを仕切る“総本山”で「陰の幹事長室」といわれてきた。

「自民党本部の幹事長室は4階。6階が総務会長室です。二階総務会長になれば4階から6階まで二階さんが仕切りますよ。業界だってバカじゃない。誰に頼めば物事が動くかよく分かっていますからね」(永田町関係者)

 二階氏は自民党最後の族議員といわれたものだ。それが国土強靭化でよみがえり、ついには党三役まで復活だ。ジャーナリストの森功氏は「自民党利権政治の先祖返りを象徴する人事」と言ったが、本当だ。

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