完全復活 「二階総務会長」で先祖返りする自民党利権政治

公開日:  更新日:

 改革派を気取る安倍政権だが、その裏では公共事業に巨額の税金をつぎ込み、業界を集票マシンに仕立てている。それでも、これまでは震災復興とか、国土強靭化などを大義にしてきたが、いよいよ、その本性をあからさまにしたのが二階総務会長人事である。

 もともと、総務会長代行だった二階氏は自民党本部5階の「国土強靭化総合調査会長室」に陣取ってきた。10年間で200兆円の予算バラマキを仕切る“総本山”で「陰の幹事長室」といわれてきた。

「自民党本部の幹事長室は4階。6階が総務会長室です。二階総務会長になれば4階から6階まで二階さんが仕切りますよ。業界だってバカじゃない。誰に頼めば物事が動くかよく分かっていますからね」(永田町関係者)

 二階氏は自民党最後の族議員といわれたものだ。それが国土強靭化でよみがえり、ついには党三役まで復活だ。ジャーナリストの森功氏は「自民党利権政治の先祖返りを象徴する人事」と言ったが、本当だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    偽装離婚で資産隠し 羽賀研二を“金の亡者”に変えた原点

  2. 2

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  3. 3

    「給料は我慢したのに」と戦力外通告の選手に言われて…

  4. 4

    毎勤不正「組織的関与なし」幕引き図る監察委のデタラメ

  5. 5

    次女コウキのデビュー遠因か…父・木村拓哉が漏らした本音

  6. 6

    日テレ料理番組終了で…速水もこみち“レギュラーゼロ”危機

  7. 7

    憲法改正国民投票CMに待った「通販生活」意見広告の趣旨は

  8. 8

    ハゲタカ勢も虎視眈々 日産vsルノーついに始まる株争奪戦

  9. 9

    「笑点」歴代司会者で一番やりづらかったのは前田武彦さん

  10. 10

    愛娘の元彼・羽賀を“希代のワル”と見抜いた梅宮辰夫の慧眼

もっと見る