GPIF株式購入10兆円 露骨な「官製相場」に市場が警鐘

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「GPIFの直近の保有資産から算出すると、1%は約1兆2700億円になります。比率変更のインパクトは計り知れません」(ちばぎん証券アナリストの安藤富士男氏)

■見越したハゲタカは買い漁り

 野村証券は6兆円の追加購入が発生すると分析したが、極端な見方をすれば、8%(12%→20%)相当の買い余力が生まれる。実に10兆円を超える資金投入だ。

「それを見越してハゲタカは株を買い漁っているのです。GPIFはすでに追加購入しているという臆測が流れましたが、4─6月期の運用報告で、実際には買っていなかったことが明らかになった。そこに塩崎厚労相の誕生が重なり、株価が急騰したのです」(市場関係者)

 アベノミクスの命綱である株高を演出させたのだから、安倍首相はニンマリだろうが、露骨な官製相場に対する警鐘も聞かれ出した。

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