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オバマ米軍“ドロ沼”へ…シリア空爆の先には地上軍の派遣か

 イスラム過激派「イスラム国」を“最大の脅威”と位置付けるオバマ米大統領が、ついにシリア領内への大規模空爆に踏み切った。22日、洋上に展開する艦船から巡航ミサイル、トマホークを発射。攻撃にはF22戦闘機も投入し、イスラム国の司令部施設や訓練施設、武装者、補給トラックに攻撃を与えたという。もっとも戦果は疑問だ。“誤爆”による子供や女性の死亡も伝えられている。計算通りの戦果があがらない場合、いずれ「地上軍の派遣」が現実味を帯びてくる。

 軍事ジャーナリストの神浦元彰氏が言う。

「空爆は地上軍が協力してこそ効果を発揮します。地上軍が誘導、指示を与えることで命中精度が上がるのはもちろん、誤爆を防ぐこともできます。無人偵察機と衛星の情報に頼った空爆には限界があります。米国内からも批判が出始めています」

 ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビの合同世論調査によると、イスラム国との戦いのために空爆だけを支持している人は40%。地上軍の派遣も支持している人は34%となっている。意外にも地上軍の派遣を求める声が多いのだ。オバマはこの数字に衝撃を受けたに違い。

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