オバマ米軍“ドロ沼”へ…シリア空爆の先には地上軍の派遣か

公開日: 更新日:

 イスラム過激派「イスラム国」を“最大の脅威”と位置付けるオバマ米大統領が、ついにシリア領内への大規模空爆に踏み切った。22日、洋上に展開する艦船から巡航ミサイル、トマホークを発射。攻撃にはF22戦闘機も投入し、イスラム国の司令部施設や訓練施設、武装者、補給トラックに攻撃を与えたという。もっとも戦果は疑問だ。“誤爆”による子供や女性の死亡も伝えられている。計算通りの戦果があがらない場合、いずれ「地上軍の派遣」が現実味を帯びてくる。

 軍事ジャーナリストの神浦元彰氏が言う。

「空爆は地上軍が協力してこそ効果を発揮します。地上軍が誘導、指示を与えることで命中精度が上がるのはもちろん、誤爆を防ぐこともできます。無人偵察機と衛星の情報に頼った空爆には限界があります。米国内からも批判が出始めています」

 ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビの合同世論調査によると、イスラム国との戦いのために空爆だけを支持している人は40%。地上軍の派遣も支持している人は34%となっている。意外にも地上軍の派遣を求める声が多いのだ。オバマはこの数字に衝撃を受けたに違い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    厚生年金70歳以上義務化で日本は“ブラック国家”まっしぐら

  2. 2

    広瀬すずにもNHKピリピリ…朝ドラ主演の過酷さと監督事情

  3. 3

    「昭和の人間ですが」中森明菜が平成最後に綴る手紙の悲痛

  4. 4

    化粧しっかり…松嶋菜々子「なつぞら」の"雪肌"に違和感

  5. 5

    いい人アピール安倍首相“大聖堂お見舞い”プランのハタ迷惑

  6. 6

    「なつぞら」広瀬すず友達役…富田望生は“視聴率の女神”か

  7. 7

    あんだけ体重があるのに大阪桐蔭の西谷監督はフットワークが軽い

  8. 8

    パ球団トレード打診も…阪神は藤浪を“飼い殺し”にするのか

  9. 9

    杉並区議選応援で大混乱 杉田水脈議員に差別発言の“呪い”

  10. 10

    「なつぞら」高畑淳子 "テンション高め"の演技に懸念浮上

もっと見る