<東京1区>実績ゼロで右往左往…山田美樹議員に地元の悪評
安倍首相の失政隠し解散に多くの自民党議員は慌てふためいている。中でも悲惨なのが、マトモな選挙地盤も政治実績もない1回生議員だが、東京1区の山田美樹衆院議員(40)もそのひとりだ。
東大法卒、コロンビア大でMBA、通商産業省を経て、エルメス・ジャポンへ。絵に描いたような経歴で、引退した与謝野馨元官房長官の後釜に座ったのだが、「次はない」とみられている。
前回はあれだけ民主党への逆風が吹いていたのに、山田の得票は8万2013票。対抗馬の海江田万里・民主党代表は8万879票。海江田の惜敗率は98・62%だ。
フツーならば肝を冷やすところだ。勝利に浮かれず、ふんどしを締め直し、地元活動に精を出す。これが当たり前なのに、山田は相変わらず、地元に浸透していない。「地元では『もうひとりの松島みどり』といわれている」(地元選対関係者)というからヒドイものだ。
「ウチワの松島さんも東大卒ですが、学歴を鼻にかけて、人の言うことに耳を貸さないものだから、地元の選挙民には嫌われている。山田さんも同じようなところがあるんですよ。ギスギスした顔までそっくり、なんていわれています」(同)