高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

沖縄の野党共闘に学ぶ「自分なりの争点」

公開日: 更新日:

 今度の総選挙ほど予測が難しい選挙は今までに例がない。25日付の毎日新聞夕刊の専門家5人による党派別議席予測でも、自民党の議席数について、大御所の白鳥令東海大名誉教授が60議席以上減らして231、政治評論家の有馬晴海や選挙プランナーの松田馨は272と大きく見方が分かれている。26日付本紙も、ひとまず263議席としながらも230まで減る可能性もあると付け加えている。

 こうなってしまうのは、第1に、ほとんどの国民は「何のための解散・総選挙なのか」と戸惑うばかりで、どれほどの人が投票所に足を運ぶのか、全く予想がつかないからである。第2に、投票するにしても、「増税しないから自民党に入れてね」という安倍晋三首相の詐欺的なトリックにうっかり引っかかってしまう人と、「冗談じゃない」と怒って自分なりの最大関心事を争点に仕立てて安倍政治の流れを止める絶好のチャンスと考える人との比率がどのくらいになるか、これまた予想がつかない。第3に、鍵を握るのは野党の候補者調整だが、これが短期間にどこまで進むか分からない。民主党幹部に聞くと「思ったより進んで、いま民主と維新の競合は20選挙区まで減った」と言うが、ここから先が難航するだろう。まぁとにかく変数が多すぎて、どんな専門家も頭を抱えているのである。

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