自民党「衆院3分の2」で安倍首相が公明党を捨てる日
「公明党は憲法改正、国防軍構想、集団的自衛権の諸外国並みの行使には反対です。安倍総理の目指すことにストップをかけることを目標としています。自公連立を崩さなければ日本を取り戻すことはできません」
まるで、安倍首相のホンネを代弁しているかのようだ。
「自公の関係は、選挙で公明党が票を自民党候補に流し、その見返りに公明党は与党内で政策実現をする――というものです。お互いに持ちつ持たれつの関係ですが、自民が衆院で3分の2を取ってしまえば、関係は変わってくる。次の選挙は2年先の参院選までない。来年には安倍首相は集団的自衛権の行使容認のための安保法制を整備する。公明党の意見など聞かなくなるでしょう。ただ、それでも与党ボケが進んだ公明党は、与党から絶対に離れないでしょう」(政治評論家・山口朝雄氏)
どこまでも ついていきます 下駄の雪――。もはやその役割も終わりを迎えることになる。