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情報流出して最初の支給日 6・15「年金パニック」の懸念も

 安倍首相を直撃している125万件の「漏れた年金」問題。安倍官邸は「6月15日」がどうなるか、戦々恐々としている。事件後、最初の年金支給日を迎えるからだ。もし「支給漏れ」が起きたら、年金受給者はパニックになり、間違いなく政権は吹き飛ぶことになる。

 年金支給は年6回で、支給日は偶数月の15日だ。前月までの2カ月分が金融機関の口座に振り込まれる。来週15日には4、5月分の年金が約3140万人に振り込まれる見通しだ。日本年金機構は「万全の対応を期している」と説明するが、とても信用できない。なにしろ、流出した55万件の個人情報にパスワードを設定していなかったなど、内規違反が“常態化”していたズサンな組織だ。しかも、事件発覚直後の5月29日にネット接続を遮断した、と説明していたが、実際は6月4日と「ウソ」をついていたこともバレた。

 年金受給者が不安を覚えるのは当然で、機構が設置したコールセンターは電話が鳴りやまず、パンク状態が続いている。この調子では、全国の年金受給者が15日に金融機関に殺到する事態になっても不思議じゃない。

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