小沢一郎
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小沢一郎「生活の党と山本太郎と仲間たち」代表

1942年5月24日、岩手県奥州市(旧水沢市)生まれ。慶大卒。日大院中退。69年衆院初当選(以降16期連続当選・岩手4区)。自治大臣、自民党幹事長、新進党党首、自由党党首、民主党代表などを歴任。55年体制を崩壊させた細川連立政権の樹立や、09年の民主党による政権交代の立役者である。93年刊行の著書「日本改造計画」はベストセラー。他に「剛腕維新」「小沢主義 志を持て、日本人」など。

<第10回>果たして本当に強行採決に踏み切れるのか

公開日: 更新日:

 8月30日にあった国会前のデモには僕も参加したが、予定の10万人を超え、本当に多くの人たちが「安保法案を絶対に許すな」ということで集まった。全国でもさまざまな都市でデモが行われ、相当な人数になった。

 残念だったのは、警察の規制が厳しくて、国会をぐるりと取り囲むような形になれなかったことだ。あれだけの人数がいたら、裏側の議員会館の前を含め、完全に国会を包囲することができたはずだ。現場で見ていても、警備があまりにも過剰だった。かつての60年安保騒動のようにデモ隊が国会の敷地内に入って、ものを壊すなど過激な行動をしたわけでもない。

 今回の異常なほどの警備強化は、たぶん官邸が直接命じたものだろう。それは裏を返せば、安保法案に対する国民の批判の高まりに、安倍政権がこれまでになく神経質になっているということだ。自分たちの法案が正しいと主張するのなら、自信をもって堂々とすればいいだけ。たぶん安倍首相は国民の反発を心底、怖がっているのだと思う。

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