高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

「リベラルシフト」の世界潮流から置き去りの日本

公開日:  更新日:

 9月14日のオーストラリア自由党の党首選で、リベラル派のマルコム・ターンブル前党首がアボット現首相を破って返り咲き、その2日前のイギリス労働党の党首選では、当初泡沫扱いされていた「民主社会主義者」を自称する党内最左派ジェレミー・バーナード・コービンが圧勝した。佳境を迎えているアメリカ民主党の大統領候補予備選でも、やはり「民主社会主義」を標榜するバーニー・サンダース上院議員が、連日の演説集会にヒラリー・クリントンをはるかに上回る1万人、2万人の熱狂的な支持者を集めて旋風を巻き起こしている。

 どうやら先進国は、保守政党の中では、行き過ぎた緊縮財政や自由市場を否定して人権や環境を重視するリベラル派が力を増し、中道政党の中では、保守との境目をはっきりさせて格差解消や福祉充実を主張する最左派が人気を博する、という「リベラル・シフト」の時代を迎えつつあるようだ。

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