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分裂騒動が引きガネ 山口組系暴力団幹部「血の粛清」の裏側

 長野・飯田市の温泉施設の駐車場で、山口組系の暴力団員が銃殺された事件。全メディアが山口組の分裂騒動との関連を指摘し、「すわ、抗争勃発か」と注目される中、殺された組員と同じ組の幹部が8日夜、弁護士を伴って警察に出頭し、逮捕された。

 殺人罪で捕まったのは、飯田市にある山口組傘下組織の幹部、有賀健一郎容疑者(48)。今月6日の正午過ぎ、同じ組織に属していた組員(43)の頭部を銃弾1発で撃ち抜き、殺害した疑い。

 殺された組員は山口組を脱退した神戸山口組系の別組織への移籍を巡って、トラブルになっていたとの情報がある。

「有賀容疑者は普段は牧内と名乗っとった。アイツらの組織は古くから飯田市の繁華街一帯を仕切っていたけど、ここ数年は構成員が減っててな。組織の弱体化につけ込み、牧内たちの“シマ”に進出してきたのが、松本市に本部を置く、別の山口組系組織よ。分裂以前なら、まだ同じ“菱の代紋”ということで共存できたのかも知れんが、松本市の組織は今度の分裂で神戸系について行ってな。しかも、組織きっての武闘派で知られる上部団体の組長は、神戸山口組の若頭補佐に大抜擢された。殺された組員には“飛ぶ鳥を落とす勢い”に見えたに違いない」(ある組関係者)

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