円を抜き世界3位の国際通貨に 「人民元」に脅かされる日本

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日本は“アジア唯一”の金看板失う

 中国の人民元が米ドルや円などに次ぐ基準通貨に仲間入りした。11月30日、国際通貨基金(IMF)の理事会が「特別引き出し権(SDR)」と呼ぶ準備通貨に人民元を採用することを正式決定した。これにより、国際金融の世界で人民元の存在感はますます高まり、円は地位を脅かされる。

 SDRとは、IMFが通貨危機に備え加盟国に配る「準備通貨」のこと。現在は米ドル41.9%、ユーロ37.4%、英ポンド11.3%、円9.4%の通貨バスケットで構成され、加盟国は外貨不足に陥った際にSDRを他国に渡せば、構成通貨と交換できる。

 中国が世界最大の輸出大国であることを踏まえると、SDRの構成で人民元の比率は円やポンドを上回り、米ドル、ユーロに次ぐ世界3位の国際通貨の地位を得る。対照的に円は4位に転落。“アジア唯一の基準通貨”という金看板を失った。

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