すでに始まっている勝者なき「第3次世界大戦」の悲劇的結末

公開日: 更新日:

 パリで同時多発テロが起きるなど、イスラム国の台頭による中東の混乱が世界に飛び火した2015年。フランスではマリーヌ・ルペン党首が率いる極右政党が勢力を拡大し、米大統領選は排外主義者のドナルド・トランプが共和党の指名争いで独走して、イスラム教徒への攻撃を強めている。

 欧米諸国の「有志連合」が空爆を強化させても、イスラム国を壊滅させることは難しく、むしろ大量の難民が発生して、テロ予備軍を生み出すという負の連鎖で、テロの脅威は拡散する一方。世界はキナ臭さを増している。

 ローマ法王が「まるで第3次世界大戦」と語ったように、いま起きているのは、新しい形の「世界戦争」なのである。20世紀の戦争と違うのは、「国家」と「国家」の戦争ではないから、宣戦布告もなければ、講和条約もなく、宗教戦争には終わりがないということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    飯島直子は自分のアソコに水着の上からポラで割れ目を…

  2. 2

    安倍政権GW外遊ラッシュ 13閣僚“海外旅行”に血税5億の衝撃

  3. 3

    応援演説にブーイング 杉田水脈議員が「自ら招いた危険」

  4. 4

    パ球団トレード打診も…阪神は藤浪を“飼い殺し”にするのか

  5. 5

    池袋を暴走し母娘の命を奪った元通産官僚「記念館」の真偽

  6. 6

    吉高「定時で」も視聴率上昇 TBS火曜22時ドラマに“仕掛け”

  7. 7

    立憲民主“三重苦”で…野党結集へ態度一変した枝野氏の焦り

  8. 8

    写真誌に泥酔姿撮られた…米津玄師の「知られざる私生活」

  9. 9

    理事長は怒り心頭 横綱白鵬「三本締め」けん責処分の意味

  10. 10

    横綱白鵬に帰化を決意させた朝青龍とのギスギスした因縁

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る