出口なき麻薬経済から抜け出せない世界経済の正確な見通し

公開日: 更新日:

 米国は9年半ぶりの利上げに踏み切ったが、欧州はマイナス金利、日本は異次元レベルの“激ゆる”緩和を継続している。米国と日・欧の金融政策の乖離によって、16年の世界経済の混乱は避けられない。まず米国では利上げのマイナス面が顕在化。景気の腰折れ懸念が高まっている。市場関係者の中には「もう一度、利下げするんじゃないか」という見方もあるほどだ。

 そこに重たくのしかかるのが、原油価格の凄まじい急落である。

 この1年半で価格は3分の1になるほど下げたが、反発の気配はない。それも当然で中国経済の急ブレーキに加え、米国の利上げによって新興国から投資マネーも大量流出している。世界のオイルをのみ込む旺盛な需要は16年も戻りそうにないからだ。

 となると、15年末には1バレル=30ドル台半ばだった原油価格が、16年には30ドルを割り込み、20ドル台になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍自民が恐れ、大メディアが無視する山本太郎の破壊力

  2. 2

    自閉症児が飛行機で一人旅…隣席の男性の親切に全米が共感

  3. 3

    安倍首相「韓国叩き」大誤算…関連株下落で日本孤立の一途

  4. 4

    脳腫瘍の男児への贈り物と知らず 盗んだ女2人組の涙の謝罪

  5. 5

    96年11.5差逆転された広島OB 巨人の独走止めるヒント伝授

  6. 6

    東北は依然苦戦…安倍首相「応援演説」激戦区は13勝14敗も

  7. 7

    ジャニー氏死去で数々の噂 KinKi“解散秒読み”報道は本当か

  8. 8

    チーム内から不満噴出…日ハム栗山監督「長期政権」の弊害

  9. 9

    高年俸の根尾らに食事驕る 広島小園はハングリーが原動力

  10. 10

    デラロサも活躍未知数…G“9助っ人に12億円”に他球団が溜息

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る