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全国民に月11万円 フィンランド“新保障制度”は成功する?

 北欧フィンランドが導入を検討している「ベーシック・インカム」(最低生活保障)は成功するのか。世界中が注目している。

 フィンランドのシピラ首相は昨年、ベーシック・インカム導入の検討を宣言。早ければ2017年から2年間、試験的に導入する予定だ。世論調査では国民の7割が導入を支持しているという。

「フィンランド政府が考えているベーシック・インカム制度は、乱暴にいうと、複雑化した社会保障制度を廃止する代わりに、全国民540万人に毎月800ユーロ(約11万円)を無条件に支給するというもの。導入が決まれば世界初。オランダ第4の都市ユトレヒトも試験的な導入を決めています」(民間シンクタンク研究員)

「年金」「雇用保険」「生活保護」を廃止し、全国民に毎月、一定額を支給するベーシック・インカムは、メリットが大きい。最大のメリットは、社会保障制度が簡素化し、年金機構などの役所もいらなくなることだ。自治体が行っている「生活保護」などの業務も不要となる。究極の行革になる。

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