• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

黒塗り部分に9ページ 西川TPP暴露本で分かった交渉の中身

 交渉過程の情報開示をめぐる与野党の対立などで8日からストップしていた衆院TPP特別委員会が18日、再開した。野党は熊本地震への対応を優先するため審議見送りを求めたが、安倍首相の強い意向で再開。にもかかわらず、相変わらず外交機密をタテに交渉過程の公開を拒否し、安倍首相は「秘密が外に出ていけば(TPPのような)志の高い協定が成就することは不可能だ」とかいうヘリクツで逃げ切ろうとしている。

 しかし、そうは問屋が卸さない。西川公也委員長が出版予定の「TPPの真実―壮大な協定をまとめあげた男たち―」で経緯をつまびらかにしているのだ。

 問題の“暴露本”は28章475ページにわたる。当初から交渉に加わり、大筋合意までの2年8カ月間携わったとする西川委員長は、〈私は閣僚ではありませんでしたが、最後の最後では交渉上の切り札を持っていました〉と断言。TPPをまとめた立役者の自負をプンプンにおわせている。日本側と各国要人が接触した日付や関わった人物が実名で登場。〈関係者との意見交換概要〉〈議員団会談概要〉などと題したペーパー資料もふんだんに盛り込まれ、政府公表資料では真っ黒に塗りつぶされていた2013年9月のブルネイ会合については、〈第8章ブルネイ〉で現地でのやりとりに9ページも割いているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有働アナ取られ…大手がマツコに意趣返し“共演NG包囲網”も

  2. 2

    作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

  3. 3

    手越がトドメに? 日テレの情報番組からジャニタレ一掃も

  4. 4

    原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑

  5. 5

    夜な夜な六本木の会員制バーで繰り広げられる乱痴気騒ぎ

  6. 6

    梨田監督ついに決断…楽天・松井は二軍落ちが大正解の理由

  7. 7

    支持率下落が続く安倍政権 今度は対北外交でも国民にウソ

  8. 8

    最大の後ろ盾も失い…楽天・梨田監督“電撃辞任”の全内幕

  9. 9

    前川清さん語る運の尽き 演歌界の“酒豪四天王”に誘われて

  10. 10

    “大口”止まらず…本田圭佑が「結果にコミット」と独演会

もっと見る