余震続く中…新幹線&九州道「全面復旧」に専門家が懸念

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 九州の“大動脈”が急ピッチで復活だ。28日に全線の運行再開を目指す九州新幹線に続き、九州自動車道も月内に全線復旧の見通しとなった。

 交通インフラの全面回復によって被災地支援の加速が期待されるが、はたして、それほど早く復旧させていいのかどうか。

 熊本では今なお大きな余震が頻発し、気象庁は「過去に例のない地震で今後の予測は難しい」とお手上げ状態だからだ。高速の乗り物ほど地震直撃の被害は甚大なだけに、早期復旧には不安もつきまとう。

 ましてや、14日と16日に連続発生した最大震度7の巨大地震の震源地は、九州道「嘉島JCT」のすぐそば。横ずれにより地震を引き起こした「日奈久断層帯」は益城町から南西に八代市まで延びる。その断層帯とほぼ平行に走るのが九州道であり、新幹線なのだ。


 政府の地震調査委員会は日奈久断層帯のうち、八代市付近の部分が動いた場合、推定M7.5の地震が発生、地表が水平方向に3メートル以上ずれる可能性を指摘。八代市内は九州新幹線のトンネル密集地で、第2今泉(4680メートル)、田上(6988メートル)など全線最長規模の山岳トンネルが続く。

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