辺野古で米軍に拘束 芥川賞作家が体感した治外法権の現実

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 沖縄・辺野古の新基地建設への抗議活動を続けている芥川賞作家、目取真俊氏(55)が14日、「辺野古の今を訊く」と題して都内で講演した。

 目取真氏は先月1日、辺野古海上でカヌーに乗って抗議中に米軍警備員によっていきなり拘束され、濡れたウエットスーツのまま8時間近く基地内に監禁された。この日の講演では、米軍から拘束の理由や根拠も告げられず、弁護士への接見も拒絶されたことを明かした。

■憲法より地位協定が上

「治外法権を実感した。日本国憲法で保障されている適正手続きは米軍には通じない。日米地位協定は憲法より上位にあるようだ。一方で辺野古の工事中断で海上保安庁が弱気の中、米軍の焦りも感じた」(目取真俊氏)

 講演では、海上保安庁の普段の取り締まりの様子が動画で公開された。抗議のカヌー隊を一台一台、転覆させ、放り出された人々がバタバタしたところを捕まえるさまは、まるで大物の魚を“捕獲”するように手際がよい。あまりに拘束し過ぎて監視船の定員を超えても、かまわず“捕獲”を続けていた。

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