原発作業休止は作業員テロ疑い? 東電「言及できかねる」

公開日: 更新日:

「ナンか、俺たちがテロリストと疑われているみてえで、気分が悪いっぺよ」――ある作業員が、本心を打ち明けた。

 東電は伊勢志摩サミットに合わせ、27日までの3日間、福島第1原発の作業の大半を休止させた。続けているのは、原子炉冷却やパトロールなど止められない作業のみ。廃炉作業の中断は原発事故の収束より、サミットの成功を優先させたも同然で、それこそ来日中の海外要人たちからも奇異な目で見られるだけだろう。

「サミットに向け、国から各電力会社にテロ対策の一環として警備強化の依頼がありました。作業を継続しながら、警備体制を強化する方法も考えましたが、そもそも欠かせない作業を除き、作業を休止すればトラブル発生のリスクは減る。作業の分量が減れば、警備員の目もより届くようになります」(東電・広報部)

 そう説明した上で、「今回の措置は、作業トラブルが起きたときにすぐ対応できるようにするため。テロ対策であるかは答えられない」(同)というから、どうにも歯切れが悪い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎育三郎「エール」に出待ちファン なっちとの私生活は

  2. 2

    ジャニーズ退所を加速させた「演出家・錦織一清」の名声

  3. 3

    志村けんさん25話ぶり登場 山田耕筰と山根銀二の戦犯論争

  4. 4

    山口達也容疑者の飲酒事故がTOKIO松岡の仕事に影を落とす

  5. 5

    山口達也逮捕の裏に“臨時収入”か TOKIO再結成は完全消滅

  6. 6

    芦田愛菜の八面六臂の活躍で実感…子役の果ては女高男低

  7. 7

    辞め時は「64歳11カ月」少しでもおトクな退職法をおさらい

  8. 8

    日ハム若手が結婚公表を渋るのは…稲葉侍J監督夫妻が原因

  9. 9

    中曽根元首相の合同葬 国の“コロナ対策”予算から9600万円

  10. 10

    プロ野球契約最終年 首筋が寒い監督4人「去る者 残る者」

もっと見る