五輪3会場見直し大詰め 小池都知事“逃げの一手”の腹の底

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 29日午後、東京五輪の経費削減を目指す会場見直しを協議するため、東京都、国、大会組織委員会、IOCによる4者のトップ級会合が開催される。都の調査チームが提示した見直し案に対し、どんな結論が下るのか――。気がかりなのは、小池都知事が28日になって、「決まるものは決まるかもしれないし、決まらないものは先送りになるかもしれない」と逃げを打つような発言を始めたことだ。

 就任早々、調査チームに見通しを指示した小池知事は、特にボート・カヌー会場の「海の森」から被災地・宮城の「長沼ボート場」への移転に並々ならぬ意欲を示してきた。ところが、「長沼見送り」の下馬評を意識したのか、28日の「都政改革本部」では珍しく歯切れの悪さが目立った。

「ただ単に五輪コストを削るのではなく、アスリートファーストへの目配りも極めて重要」「私も(日本ウエイトリフティング協会の)会長をやっていたから、(競技の)現場がツメに火をともすようにやっていることがよく分かる」と、急に“物分かりのいい知事”になってしまったのだ。

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